これから独学で社労士試験に合格するために、どのテキストや過去問を選んだらいいのか迷うところだと思います。
筆者も同じように独学で勉強を始めるまえは、どの教材を使おうかといろいろと迷ったりしたけど、合格した経験から「テキストや過去問」の選ぶポイントは『3つ』あるので書きます。
教材を選ぶときのポイントは、次のように整理してみると良いと思います。
有名なテキストや過去問だから良いと思いこまないこと
テキストや過去問の情報量が多すぎないこと
自分にとって相性が良さそうだと思うものを選ぶこと
このことを意識してみると、良い教材で勉強を始められるはずです。
1【社労士独学➀】有名なテキストや過去問だから良いと思いこまないこと
結論、評判が良い社労士テキストや過去問だからといって、選ぶときの優先順位をあげてはいけない!
たしかに評判がいい教材は、勉強するうえで心強いし、選ぶものとしてはまちがっていないと思います。だけど、選ぶポイントが評判が良いからと先入観をもつことだけはやめましょう!
とにかく、まずは書店でたくさんの教材を実際に見て、1週間くらいじっくり考えたほうが絶対にいい。
社労士試験のテキストや過去問選びで、多少迷って時間を使っても問題ないです。いま選ぼうとしている教材は、ほんとうにこれからのパートナーと言えるくらいに重要なことなので。
評判などは参考程度にして、まずは『書店に行く』、そして『実際に見る』ことです!
2【社労士独学②】社労士テキストや過去問は情報量が多すぎないこと
結論、情報がたくさんあるテキストや過去問では記憶の精度が落ちるからです。
筆者はこれまでの勉強をとおして、社労士試験で合格するために必要なことは『繰り返す』ことだと断言できる!
只でさえ、社労士試験に合格するため幅広い範囲を勉強しなくてはならない。テキストや過去問はたくさんの情報があるものを選んで勉強しないと合格できないのか?といえばそれは違う。
テキストによってはびっしりと書かれているものがあり、それが試験に合格するために必要な知識だとしても、限られた時間のなかでそこまで覚えられないのが現実です。
そして、テキストの内容をすべて完璧にしないと合格できないわけでもない!
社労士試験に合格するためには、何度も『繰り返すこと』、そして繰り返し勉強して得た得点できる『確実な知識』が必要。ほんとうに確実な知識がないと、合格は正直かなりむずかしい!
情報が多すぎるテキストや過去問は、どうしても繰り返す回数が少なくなるので、簡潔に整理された程よいボリュームのものを選ぶことをおすすめします!
3【社労士独学③】自分にとって相性が良さそうなテキストや過去問を選ぶこと
結論、長期間の勉強をするうえで大切なことは、そのテキストや過去問は自分にとって勉強しやすいかどうかです!
これから独学で社労士試験の合格を目指して勉強するのであれば、簡単なことだけど『勉強しやすい教材』かどうかは本当に大切になってくる。
筆者の経験から、独学で勉強するための教材を選ぶとしてら、次のことに重点をおいて決めるので参考にしてみてください。
ポイント | 理由 |
テキストのページ数は勉強できる許容範囲か。 | ボリュームは少なくても繰り返すことで知識が定着する。逆に、多すぎると繰り返す回数が減り記憶の定着が薄くなる。 |
テキストは隅にある補足など情報が多すぎないこと。 | 補足が多いと肝心な本文がおろそかになる恐れがある。 |
テキストと過去問は該当ページがリンクしているか。 | 過去問を解いたあと、テキストの該当ページをすぐに確認できるので時間の短縮になる。 |
過去問の解説は見開きで確認できるか。 | 解説は見開きでないと時間の無駄が生じる。 |
過去問の問題数は多すぎないか。 | テキスト同様にボリュームが少なくても、何度も繰り返すことが大切。多すぎると回数が減り、記憶の定着が薄くなる。 |
過去問の重要度ランクが明確になっているか。 | 数年に1問出るかどうかを解くより、頻出問題を重点的に解くことが得点力アップになる。 |
上記のことを踏まえて、『この教材なら勉強できる!』と思えるものを購入したらあとは勉強するだけです。
まず、今やるべきことは『テキストと過去問』がボロボロになるまで、徹底的に繰り返すことのみ集中してください!
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4 まとめ(社労士独学)
ここまで、独学で社労士試験に合格するためのテキストや過去問選びをまとめると、
有名なテキストや過去問だから良いと思いこまないこと
社労士テキストや過去問は情報量が多すぎないこと
自分にとって相性が良さそうなテキストや過去問を選ぶこと
結局、テキストや過去問で勉強するのは自分であって、ほんと社労士試験までずっとず~と勉強をともにします。だからこそ、テキストや過去問をどう選ぶかは重要です!
独学で社労士試験のテキストや過去問を選ぶなら、まずは書店まで足を運んで実際に手に取って見ることが大切!
そうして選んだものは、まちがいなく納得して勉強できる教材だからです。
応援しています!