この記事を書いている私は、社労士試験合格者です。受験生のときは、同じ疑問や悩みをもっていたので、経験者でないと絶対にわからないことを伝えます。
これから社労士試験を受ける方なら、まずは「社労士試験はいつ?」なのと気になると思います。
勉強を始めるなら「試験日程・申し込み・合格発表(結果)」までのスケジュールを先に確認することが大切です。
社労士試験を知ることで、いつから勉強を始めるのがベストなのかわかります!
当記事では、「法改正・申し込み・受験票・試験日・合格発表(結果)」をわかりやすくお伝えするので、ぜひ最後まで読んでください。
1 社労士試験 概要(いつ)
まずは、社労士試験はいつ?と試験日から合格発表までを確認します。
社労士試験は年1回だけ実施されるので、学習をスタートする時期はとても大切です。
まずは、試験日程から申し込み、合格発表までを確認してみましょう。
試験日程
社労士試験は毎年8月の第4日曜日に実施されます。
まずは、試験日程をしっかり確認してから学習をスタートさせましょう!
- 試験日程
日程 | 詳細 |
試験日 | 8月第4日曜日 |
試験時間 |
|
申し込み
毎年4月中旬ごろ「社会保険労務士試験オフィシャルサイト」で確認できます。
社労士試験の申し込み方法は、インターネット・郵送申し込みの2パターンあります。
申し込み期間は1ヶ月以上ありますが、1日も早く完了させましょう!
- 申し込み
日程 | 詳細 |
告示 | 毎年4月中旬前後 |
申込期間 | 4月中旬~5月末まで |
受験票
社労士試験の申し込み後、8月ごろ受験票が送付されてきます。
受験票には、試験会場の地図・試験時間など記載されているので、自宅に届いたときは気が引き締まります!
筆者も、8月に届く受験票を見たら勉強もさらに本気モードになったのを思い出します。
受験票はハガキサイズ1枚が自宅に届きます!
合格発表・結果
合格発表は、試験日から約1ヶ月後の10月上旬となります。
合否に関係なく「成績通知」が届き、合格された方は「簡易書留」で合格証が届きます。
- 合格発表
合格発表日:10月上旬
令和3年度までは「11月上旬」に合格発表がありましたが、令和4年度から社労士試験の合格発表が1ヶ月くらい短縮されています。
試験から約2ヶ月も待たされていたことを考えると、受験生にとっては合格発表が早いことは合否関係なく、次のステップとしてプラスになります。
2 社労士試験 いつから勉強する
つぎに、社労士試験はいつ?を確認できたら、今度はいつから勉強したらいいのかな?を見てみましょう。
筆者の経験では、最低でも1年前から勉強をはじめるのが理想的だと思っています。
では、さっそく「1年前から勉強を始めたほうが良い」と思う理由をお伝えします。
合格までの勉強時間(目安)
社労士試験に合格するために、よく言われているのが「1,000時間」です。
では、実際に1,000時間勉強するための「年間スケジュール」を見てみましょう。
※10月から勉強開始、土日は休日として月30日で計算しています。(目安)
- 社労士試験の勉強時間
月 | 平日 | 休日 | 学習時間 |
10月 | 1時間 | 2時間 | 38h |
11月 | 1時間 | 2時間 | 38h |
12月 | 2時間 | 3時間 | 68h |
1月 | 3時間 | 4時間 | 98h |
2月 | 3時間 | 4時間 | 98h |
3月 | 3時間 | 4時間 | 98h |
4月 | 3時間 | 4時間 | 98h |
5月 | 3時間 | 4時間 | 98h |
6月 | 3時間 | 4時間 | 98h |
7月 | 4時間 | 6時間 | 136h |
8月 | 4時間 | 6時間 | 136h |
上記のとおり勉強すると、約1,000時間となり決して無理なスケジュールではないことがわかります。
社労士試験に合格するためには、最低でも「1年前」から勉強することをおすすめします!
勉強開始は「1年前」がおすすめ!
先ほど、お伝えしたとおり社労士試験の合格を目指すなら、理想は「1年前」から勉強をはじめるのが良いと考えます。
そして、勉強をはじめるときのポイントがあります。
最初は勉強が習慣化するまで、勉強時間を少なく設定して、徐々に時間を増やしていくことがポイントです。
学習初期では、新しいことを学ぶことが楽しく感じて、ハイペースになりすぎないようにしましょう!
また、上記の時間スケジュールはあくまでも「目安」です。
学習に慣れてくると、1日の勉強時間をもっと増やせる可能性が十分あります。
筆者も勉強時間も直前期になるほどドンドン増えていったので、平日5時間・休日なら6~7時間くらいは普通に勉強できていました。
社労士試験まで1年という期間があるので、勉強時間も時期によって上下したりするので、スケジュール調整のためにも「1年」前から開始するのがベストかなと思います!
3 社労士試験 いつの法律(法改正)が出題される
4月上旬までの法律(法改正含め)が出題
社労士試験に出題される各法律は、試験年度の4月上旬までが対象となるので、出題対象となる法改正は試験案内等で確認が必要です。
筆者はこれまで勉強してきたことの復習を最優先にしていたので、正直なところ法改正対策はそこまで意識していなかったです。
とはいえ、法改正された法律は試験では必ずどこかで出題されるので、直前期に集中して覚えることにしていました。
法改正の勉強方法は、短期間にシンプルに対策することがポイントだと思うので、その点については下記をご覧ください。
法改正の学習はいつから?
法改正の学習は直前期となる6月頃からでも対策はできます。
独学の方であれば、春以降に発売される「法改正まとめ」を1冊購入して学習すれば十分だと思います。
予備校を活用している方であれば、法改正情報や対策講座もセットになっているかと思いますので、提供される教材を勉強するだけです。
独学または予備校を活用していても、法改正の学習は「春以降」に対策すれば知識としては十分だと考えています。
4 さいごに(社労士試験 いつから勉強)
ここまで、社労士試験はいつ?を試験日から合格発表日までをお伝えしました。
勉強開始のタイミングはそれぞれだと思いますが、筆者は「1年前」から勉強を始めることをおすすめします!
もし、社労士試験までに1,000時間を目標にしているなら、先ほどの勉強時間スケジュールなら忙しい方でも達成することが可能だと思います。
仕事をしている方が1年で合格を目指すには、最初から無理なスケジュールではなく、長期間続けられることがとても大切になってきます。
また、勉強だけに専念できる方なら、1,000時間以上の勉強は全然問題なく達成できるはずです。
どんな状況でも「無理なく続けること!」で、合格するためのポイントは勉強を継続できることにつきます。
最後になりますが、社労士試験は勉強を継続できる方が「合格」にもっとも近づけます。
応援しています!
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