この記事を書いている私は社労士試験合格者です。受験生のときは、同じ疑問や悩みをもっていたので、経験者でないと絶対にわからないことを伝えます。
- こんな疑問がわかります!
1週間後に社労士試験、どう勉強したら良いのか悩んでいる!
まず、社労士試験まで1週間しかないのは、ほかの受験生だれもが同じ状況です。
あと1週間でやれることは限られています。
- やれること
- やらないこと
この2点を冷静に考えて、残りの期間を過ごさないと、大切な時間が経過するだけです。
当記事では、私が実践した社労士試験まで1週間前の勉強法を書きますので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
社労士試験まで1週間は集中と捨てる勇気をもつ
あと1週間となったとき、どこを勉強しようか迷っている受験生は多いはずです。
私も、この時期は「なるべく多く勉強したい」と思い、あれもこれもと気持ちばかりが焦っていました。とはいえ、社労士試験まで1週間と迫っている時期に、やれることは限られています。
そんなとき、下記の3つのことを意識して落ち着いて考えてみると良いです。
1週間でやることを極限まで絞る
もう、学習を広げすぎるのはマイナスでしかありません。
これまで1年近く学習してきたことを、残り1週間で振り返ろうとしても無理です。
社労士試験まで1週間となったいま、やるべき勉強を極限まで絞ったほうが学習効果は圧倒的に高くなります。
私の経験で話すなら、
- テキスト読み込みを徹底した(2回転)
- テキストの数字を暗記した
- 過去問演習の割合を下げた
- 法改正と白書対策は流し読み
というように、やるべきことを「テキスト重視」に方向転換しています。
もちろん、過去問演習はたくさん勉強してきました。もう、過去問は10回転以上は過去問を回しているので、決してテキストばかり読み込んでいたわけじゃありません。
直前期までは、過去問中心の学習をしているので、多くの受験生と同じ状態ですね。
だけど、1週間前は「テキスト読み込み」にシフトチェンジして、過去問は確認したい問題だけ解いていたという感じです。
とくに、テキスト読みで重視したのは、
「数字」を徹底しておぼえることです!
社労士試験は、出題される問題の割合で言えば、ほとんど数字に関連することばかりですよね。
良く考えて冷静に試験を分析すると、問題数と文字数の多さに「文章読解力」が問われているような気持になります。
だけど、結局は数字を覚えていないと解けない問題が多いと思いませんか。
試験まで1週間となったとき、テキスト読みが効果がある最大の理由は数字を覚えることにあります!
えぇ、今さらテキスト読みは時間がないと思うかもしれないけど、それは違います。
一生懸命勉強してきた受験生なら、テキスト読みも流し読みでも十分な復習になるし、高速で一気に1回転はできるはずです。
覚えられない分野は捨てる勇気も大事
捨てる勇気を持つこと、社労士試験では必然です。
ですが、苦手な科目を捨てては合格はできません。苦手な科目を捨てては、基準点を割って不合格になる可能性が高くなります。
覚えられない分野は捨てるという意味です。各科目のなかに「苦手な分野」があるなら、もう1週間前なら捨てることもありだと思っています。
理由は、社労士試験は7割近く得点できれば合格できる試験だからです。
だから、社労士試験まで1週間前となったいま苦手分野に時間をかけるより、得意な分野をしっかり復習して本試験で自信を持って解答できるようにすることのほうが、はるかに合格の可能性が高まります。
いま、覚えられない分野を学習するくらいなら捨てる勇気を持って、自分が得点できる可能性が高い分野に絞って徹底的に時間をかけるべきです。
出来ることに焦点をあてて、トコトン集中させる時期が「いま、この1週間」です!
私のおすすめは「テキスト」読み込み!
社労士試験まで1週間前となった時期のテキスト読みはどのようにするかです。
難しく考える必要はありません。私は、下記のようにテキスト読みをしてました。
- 各科目すべて流し読み
- 数字を意識して読む
- 端っこになる補足まで追求しない
- 覚えられない箇所は飛ばす
各科目を流し読みというのは、文字を眺めて読むイメージです。
文字を眺めるというのは、勉強初期のように1文字ずつ丁寧に読まなくても、ページ全体を見るくらいという感じ。
その際、テキストの各ページにある両端にある「補足」はほぼ無視していたし、苦手な分野は飛ばし読みでした。
先ほど書いたとおり、捨てる勇気を持たないと時間がないから・・・
ただし、数字に関することはしっかり読んで、余裕があればまた復習して確実に暗記します。
✔ テキスト読みも、要点を押さえて自分なりに覚える範囲を決めていると、1科目1時間もあれば読み終わります。
ここで書いた内容のとおり実践することで、テキストの読み込みは2~3日で1回転させることができますが、だけど受験生それぞれこれまでやってきた勉強のやり方があります。
もし、最後はやっぱりテキストの読み込みが大事だと思っているなら、上記の内容はすぐに実践できるので、ぜひおすすめです。
さいごに(社労士試験まで1週間)
社労士試験に合格するための「ウラ技」はありません。
正攻法の勉強を繰り返した受験生のみ、合格できる難関国家資格です。
私は受験会場の様子を実際に肌で感じた瞬間は、社労士試験に合格して数年経ちますが、今でも鮮明に覚えているし、これからも絶対に忘れられません。
それだけ、自分も含めてほか受験生もたった1日にかける思いや気迫は言葉では言い表すことはできなくらい、ほんとうに凄いものだと感じました。
1つの会場に1,000人以上の受験生が集まり、試験室には100人以上が机に座って、合格率5~7%との難関試験に合格するため、多くの方は1年以上やりたい事を我慢して、たった1日のために人生をかけているんです。
たった1日のため、365日を過ごしたといっても過言ではありません。
だからこそ、試験まで1週間となると今までの勉強は正しかったのか?と不安になります。
社労士試験の当日、会場で「最後の1週間の追い込み」やるだけのことはやった!、と自信を持って言えるよう諦めず最後まですべてをつぎ込むだけです。
応援しています!
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