記事の内容!
社労士試験の労一選択式対策として労基・ハローワークのHPは見落とせない!
筆者は実体験をとおして、労一の選択式対策として労基とハローワークのHPは見落とせない試験対策になると感じています。
理由は、国が今まさに力を入れている労働政策などの注目情報を掲載している可能性が高いからです。
労一の選択式として、国が推し進める労働政策などの最新情報に敏感になることも重要なこと。
この記事を読めば、選択式の労一対策として参考となる情報がわかるので、ぜひ最後まで読んでください。
1 社労士試験の労一選択式対策として労基・ハローワークHP!
どうして労基・ハローワークHP?
社労士試験の労一選択式対策として、労基とハローワークのHPはチェックしてほしい。
理由は、筆者は実体験として労基のHPをチェックしていなかったことで、労一の選択式でかなり悔しい思いをしたからです!
それは、ある年の社労士試験の労一選択式で「えるぼし」が出題され、正解となる「えるぼし」を選べず不合格となってしまう経験をしました。
そのときは、ほとんどの受験生は「えるぼし」を勉強しているわけがないし、どうしてこんな問題を出す必要があるんだとかなりショックを受けていました。
だけど、試験が終わってから何気なく労基HPのトップページを見たとき、「えるぼし」がしっかりと掲載していたのを見つけてしまいました。
労基のHPで「えるぼし」の掲載を見たときは、こんなに身近にある問題を正解できなかった悔しさもあり、そして一般常識の怖さをあらためて実感した瞬間でもありました。
✅「えるぼし」とは?
職業⽣活において、⼥性の個性と能⼒が⼗分に発揮できる社会を実現するため、国、地⽅公共団体、⺠間事業主(一般事業主)それぞれの⼥性の活躍推進に関する責務等を定めた「⼥性の職業⽣活における活躍の推進に関する法律」(以下「⼥性活躍推進法」という。)が、2016年(平成28年)4⽉から全面施⾏されています。
出典:厚生労働省(女性活躍推進法に基づくえるぼし認定・プラチナえるぼし認定のご案内)(一部抜粋)
労一の選択式対策として、労基やハローワークのHPを定期的に見ることは有効な勉強法の1つだと思います。
しかも、気軽にサッと見る程度なので時間も掛からずに、いまどんなことが注目されているのかわかりますよ!
労基HP・ハローワークHP
それでは、労基・ハローワークHPのどこを見たらいいのか。
筆者は、スマホを利用して外出先や昼休みなどの時間を使って、次のようなことを確認していました。
労基・ハローワークHP
ここを見ていた!
・注目情報
・その他関連情報
あくまでも、労働政策など国が強く推し進めていると思う項目を確認する程度です。
労基やハローワークHPのトップページに掲載しているのは、一般的にその政策を国がこれから広く周知したいことだと思います。
実際に労基・ハローワークのHPを見てもらえれば、労働政策などの一般常識として必要な知識はどういったことなのか、感覚的に掴めるはずです。
労一対策として、普段から勉強している知識にプラスアルファとして、試験対策として役立つ情報もたくさんあります。
ほかにも、厚労省人事労務マガジンも登録しておくのもおすすめします。
厚労省人事労務マガジンとは
・雇用情勢、法改正、助成金、労務管理など毎月第一水曜日に発行
・ほかにも、不定期に情報発信
※バックナンバーで過去の情報も見ることも可能です
人事労務マガジンは登録したメールアドレスに通知が届くようになっています。
メールが届いたら流し読みくらいでも、いま注目されている労働政策や統計用語など意味はざっくり掴めるはずです。
知らない労働政策や統計用語でも、1回でも見たりするだけで十分効果はあります。
実際に本試験の労一選択式で出題されたときに、まったく知らないよりは記憶の片隅にあるだけで、何とか正解にたどり着ける可能性が高まります。
選択式は問題文があって、空欄に入れる語句は『選択肢の中に必ず正解となる語句』があるので、1回でも知らなかった用語に触れておくことがかなり重要です。
労一は勉強範囲が広い科目なので『広く浅く』勉強すること、そして1回も見たことも読んだことないわからない項目を少しでも減らすこと、このことを意識して勉強するべきだと思います。
2 まとめ(社労士試験の労一選択式対策)
社労士試験の労一選択式はどう対策したらいいのか、勉強する範囲が広すぎて迷うところですが、広く浅くそして継続して勉強することが大切ですね。
この記事で書いた『労基・ハローワークHP』のことも、広く浅く勉強するための1つの方法なのでおすすめします。
・労基・ハローワークHP
・厚労省人事労務マガジン
もういちど確認ですが、労基・ハローワークのHPに掲載している情報はまちがいなく国が力を入れている重要政策です。
国が力を入れている政策ということは、その分野に何らかの対策または緊急性があるということです。
そして、将来に向けて解決しなくてはならない分野ということでもあります。
社労士になれば、当然そういった幅広い分野にも精通して対応することが求められます。
こういった実務的な視点を持つことも、労一の勉強もこれまでよりも前向きに取り組めるモチベーションになるはずです。
応援しています!