知りたいこと!
社労士の過去問20年分まで勉強する必要あるのかな?
ここでは筆者が気になっていた、過去問20年分について個人的な考えを書いてみます。
あくまでも個人的な考えなので、参考程度に読んでほしいと思います。
まず結論をいうと、社労士試験は『過去問20年分』まで勉強しなくても合格できます。
この記事を読んでもらえれば、社労士試験は過去問20年分まで勉強しなくても、十分合格ラインに到達することがわかるので、ぜひ最後まで読んでください!
1 社労士試験は過去問20年分も勉強しなくても合格できる!
過去問20年分では問題数が多すぎる
結論、過去問20年分まで勉強しなくても合格できます。
ちなみに筆者は、過去問20年分を勉強したことはないけど、問題演習ばかりの勉強になることが容易に想像できます。
経験してないけど、過去問20年分ってほんと凄いなって思います。
過去問20年分を勉強するということは、
ポイント
過去問ではじまって、過去問でおわります!
ほんとうにそれくらいのボリュームです!
そして、過去問ばかりの勉強だと必ずどこかで行き詰ります。
テキストを読み込んで、しっかりとした基本知識がないと、
・点数が伸びなくなる
・実務的な問題が解けない
・初見の問題に対応できない
こうなる可能性が高くなります。
これでは、過去問20年分で問題をたくさん解いても合格はむずかしくなる。
理由は、社労士試験は正答率が高い問題を正解するだけで、択一式の合格ラインを超える可能性が十分あるからです。
正答率が高い問題を正解するには、
ココがポイント
過去問の知識
テキスト読み込み
この2つを組み合わせた勉強が必要です。
だから、過去問20年分まで勉強をすることはありません。
正答率が高い問題を正解するには、テキストと過去問を組み合わせたバランスのとれた勉強をするだけです。
過去問20年分まで必要ない!
結論、過去問は10年分または最低でも5年分で十分です。
問題ばかり解いても、基本となる知識は身につかない。
基本知識を付けるには、テキストの読み込みをおろそかにすることはありえません。
大切なことは、勉強の段階に応じて過去問とテキストの配分を決めて勉強すること。
✅勉強初期(基本知識をつける)
・テキスト7割
・過去問3割
✅勉強中期(基本知識と解答力をつける)
・テキスト5割
・過去問5割
✅勉強後期(得点力をあげる)
・テキスト3~4割
・過去問7~6割
過去問20年分だと問題をたくさん解いて、あたかも勉強が進んでいるように感じると思います。そして、テキストをしっかりと読み込む勉強は、時間がもったいないと思えるかもしれません。
では、勉強初期に過去問ばかり解いていた、筆者の結果はどうだったのか?
✅試験の結果
・1年目不合格(択一42点)
・2年目不合格(択一47点)
合格点まであと少しでした。
だけど、択一の点数が合格ラインにならなかったけど、過去問20年分で勉強していなかったことが原因とはまったく思ってません。
択一の点数が合格点に届かなかった理由は、正答率が高い問題を落としていたから。
正答率が高い問題をきちんと正解していれば合格できたんです。
結局は、基本知識がないから不合格になっただけ。
社労士試験くらいの難易度なると、たった1点の不合格であっても、厳しいですが惜しいとは思わないほうがいいです。
この1点の壁にたくさんの受験生がいます。
そして、1点を取るのに必要なことは過去問20年分ではありません。
ほんとうにやるべきことは、過去問は5年~10年分の教材を使う、テキストを読み込む、この基本的な勉強を徹底するだけで合格はみえてきます!
2 まとめ(社労士過去問20年分は必要ない)
ここまでをまとめると、
過去問から、
✓ 過去に出題された問題の関連知識を理解する
関連知識を理解するため、
✓ テキストをしっかりと読み込む
そして、
✓ もういちど過去問を解く
知識があいまいなら、
✓ またテキストを読み込む
この繰り返しをひたすらやるだけ。
やることはシンプルだけど、合格にはこの繰り返しをどれだけできたかで決まります。
地味な勉強ほど大変、だけどコツコツと続ければ合格がみえます。
だから、過去問20年分でたくさん問題を解いたほうがいいかなと迷っているなら、筆者は『必要ない!』とはっきり言えます。
応援しています!