- 社労士 選択式対策

✓ この記事でわかること!
選択式について、具体的な勉強方法、択一式を活用した選択式の勉強、3点を死守する受験テクニックなど、私が実践した「オリジナル勉強方法」なのでぜひ参考にしてほしい内容をお伝えいます!
社労士試験の受験生にとって、選択式の勉強方法などは悩みどころがたくさんあると思います。
たとえば、下記のような疑問や不安はありませんか?
- いつから勉強をはじめる
- どんな勉強が効果的なの
- そもそも対策は必要なの
と、このように迷っている受験生も多いのかなと思います。
このような疑問や不安を解消できるよう、効率的に勉強を進めるためのヒントやテクニックを詳しく解説します。
さあ、合格への一歩を踏み出しましょう!
社労士試験 選択式の勉強方法について
ここから先、選択式の勉強方法などは「すべて私が実践した内容」です。
ネット情報などで書いている勉強方法などは、当記事では一切ないので「参考になる方・参考にならない方」にはっきりと別れると思います。
ですが、それで良いと思っています。勉強方法は人それぞれなので、私が実践したリアルな「生」情報が良いと思う方だけ、さっそく体感してもらえればうれしいです。
では、さっそくお伝えします。
選択式の対策はいつから(スケジュール)
選択式対策はいつから開始するのか?
これは、初学者の方と経験者の方で違ってきます。
- 初学者の方はテキスト&択一式の勉強が進んでから
- 経験者の方であれば試験直前期または対策しない
初学者の方でテキストと択一式の勉強が進んでいないなら、選択式の勉強をしても効率が悪すぎます。テキストの読み込みも1周もしていないのであれば、選択式対策なんて考えている場合ではないです。
ポイント
まずは、テキスト&択一式の問題集を最低でも1周させることに集中してください!
学習経験者の方であれば、選択式対策をするなら「春以降」で十分だと思います。ただし、テキストや択一式の学習が進んだうえで、本試験である程度の点数を取れている方であればです。
まずは、私が実際に経験した選択式対策のスケジュールについて、初学者の方と経験者の2パターンで作成します。こちらは「1人の受験生が経験した」選択式対策のリアルスケジュールになっています。
選択式の対策:初学者の方
まず、初学者の方は「選択式対策」は問題集などでしっかり勉強が必要です。
ただし、勉強を始めてすぐに勉強するのではなく、テキストと択一式の理解がある程度できてからで十分だと思います。
テキスト&択一式の理解が「5割」の進捗状況になって選択式の勉強を始めるイメージです。
下記、私が社労士試験にチャレンジした初年度の勉強スケジュールです。
かなり前ではあるけど、当時のブログ記事を参考に記録は残っているので、選択式対策のスケジュールを箇条書きしています。
- 9月から勉強を開始しています
- 年内はテキスト&択一式過去問に集中
- 年上げ2月から選択式問題集を解く
とにかく、まずは「テキスト&択一式」を集中して勉強することがポイントになります。
選択式の勉強は年明け2月から解き始めるのですが、LECの「出る順選択式問題集」を使っていました。選択式の勉強のコツは「答えを見て読んで覚える」という勉強の仕方です。
丁寧に選択肢から正解だと思うものを選んで・・・という勉強をしていては「時間が足りない」が現実でしたね。
だから、選択式問題も「テキストのように読む」という学習法で、4月までには「1周」させることを意識していました。
そして、このあとの選択式の勉強スケジュールは次のとおりです。
- 6月までに選択式問題集を2周
- 予備校の模試の選択式3回分で学習
- 模試特典の選択式チェック資料を学習
- 本試験の8月までに選択式問題集を3周
あと、模試で出題される選択式問題と特典としてもらえるチェック問題を活用していました。このあとは、選択式問題を本試験まで3回読み込んでという流れになります。
私は、選択式は解くというより、読み込んで覚えるという学習方法を取りました。
でなければ、初学者の方が選択式問題集を買って、テキストや択一と並行して「選択式問題を3周」させるのは、仕事をしている方であれば達成するのは困難です。
選択式の対策:学習経験者の方
次は、学習経験者の方です。
学習経験者の方は、学習スケジュールは「選択式の感触はどうか?」によります。
具体的に言えば、下記のパターンでは今後の学習計画がまったく違ってきます。
たとえば、本試験の結果が次のような場合です。
- 平均して全科目3~4点だけど1科目で基準点に満たない
- 複数科目で基準点に届かず、総合点は合格点を越えていた
- 総合点も各科目もほとんど基準点に満たなかった
私の場合、初年度から試験後に感じた選択式の感触は「1」でした。※「2」の場合も「1」に準じるかなと思います、
試験後から選択式に手ごたえはあったので、2年目以降の勉強はテキスト&択一式メインの学習をしていました。
どちらかと言えば、択一式の知識不足の方が不合格の要因になっていました。だから、2年目以降は選択式の勉強は積極的に取り入れることはなく、春以降に模試を受けたりして、選択式の調整をしていた感じですね。
- 「1」と「2」における今後の勉強方法としては、私の場合は「選択式の問題集」は買わなかったです。
- 選択式の問題集で勉強しないで、普段のテキスト&択一式の勉強から「キーワード」を意識して選択式対策をします。
選択式で「1」「2」の状態まで点数が取れるなら、さらに勉強したところで4~5点満点取る勉強は必要ないです。
ポイントは各科目3点を取れる勉強をする、これが効率的な選択式対策になります。
3点平均して取れるなら、選択式の勉強はほどほどにして「択一式」の実力を高めることが最優先です。
ただ、下記の場合は選択式の勉強を計画的にしてください。
総合点も各科目もほとんど基準点に満たなかった
総合点も基準点に達しないのは、この場合は完全に選択式の知識不足と言うか、択一式やテキスト読み込みなど全体的に基礎知識の見直しが必要です。
さいごに(社労士 選択式対策)
ここまで、選択式試験対策についてお伝えしました。
社労士試験において、選択式試験は1点の重みがあり、実力がある受験生でも「1点」足りずに不合格となります。
合否の分かれ道となっているのが選択式です。
ここで再度、選択式のスケジュールを掲載します。
初年度は、下記のとおり選択式対策をしていました。
- 9月から勉強を開始しています
- 年内はテキスト&択一式過去問に集中
- 年上げ2月から選択式問題集を解く
- 6月までに選択式問題集を2周
- 予備校の模試の選択式3回分で学習
- 模試特典の選択式チェック資料を学習
- 本試験の8月までに選択式問題集を3周
もし、選択式の勉強スケジュールに迷っているなら、上記を参考にしてみてはどうでしょうか。そのうえで、自分なりの勉強スケジュールを立て、無理のないようやってみてください
さらに、選択式試験対策として、模試を活用することや選択式の特典など、外部の情報を取り入れてください。
ただ、最後に「選択式に集中しすぎない」ということが、社労士試験に合格する1つのポイントかなと思っています。
社労士試験を学習する「優先順位」は次のとおりです(私、個人の見解です)
- テキスト読み込み
- 過去問10年分を解く
- 一般常識の選択対策
- 選択式対策
やはり、テキスト読み込み&過去問対策が最重要なことを忘れずに、選択式対策もポイントを押さえて効率的に学習をすることが大切です。
応援しています!